「問題」と「課題」の使い分け 〜 怪文書を作らないためには 〜

Tips : 2018.12.12 Wednesday
ITエンジニア、コンサルタントを名乗る人たちの中には、日本語が怪しい人たちがチラホラといらっしゃいます。論理構成がないトークや資料、話し言葉をそのままプレゼン資料にする などなど。それらは論外としてw 今回は「問題」と「課題」の使い分けについてです。

「問題」と「課題」の意味
「問題」は 後ろ向き、ネガティブな感じがします。
「問題」の意味は、現状が理想的な状態ではないことの”原因”です。
「問題」は”解決”できます。

「課題」は 前向き、ポジティブな感じがします。
「課題」の意味は、理想的な状態と現状のギャップを埋めるための”取り組み”です。
「課題」は”達成”できますが、”解決”はできません。

「問題」と「課題」の使い分け
何か資料を作り始めるときに、「問題(原因)」を箇条書きにしていくと 書き進めやすいです。

それで ある程度の文章が列挙されたあとに...
『「問題」と書くとネガティブなので、「課題」にした方がよい』
などと もっともらしく 上司などに指摘されて、
見出しや リード文(パラグラフの概要文)だけを
「問題」から「課題」に変更して、おかしな資料ができあがります。

資料を読んだ人は...
「課題って言いながら 問題を列挙?大丈夫か この人?」
ってこととなり、信頼を失うリスクがあります。

問題を課題に書き換えるのは容易ではありません。
語尾を書き換えて 何となく「課題」のように書くテクニックはありますが...。
問題に対して 解決する方向性は複数あるので、課題も複数あります。

怪文書を作らなくするためには、以下の点に注意が必要かと。
(1) 日本語の意味(問題、課題)を意識しておく
(2) 最終的な資料をイメージしてから作り始める
(3) 変更する時は、全体を見直して整合性をとる


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